熊野皇大神社


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熊野皇大神社










本殿が本宮(長野県と群馬県の両県境に鎮座)、那智宮(長野県側に鎮座)、新宮(群馬県側に鎮座)の3社からなり両県にまたがって建っている大変珍しい神社です。祭神は本宮がイザナミの命とヤマトタケルの命、那智宮がコトサカオの命、新宮がハヤタマオの命です。昔から碓氷峠の権現様、または熊の神社と呼ばれ親しまれてきましたが、明治以降、熊野皇大神社と改められました。

ここは、ヤマトヤケルの命が、東夷征伐の帰途、相模灘で荒波を静めるために身を海中に投じた最愛の妻のオトタチバナ姫をしのび、「吾嬬者耶」と三嘆した場所がこの碓氷峠であったと伝えられています。「吾嬬者耶」とは、“ああ、いとしきわがなき妻よ”という意味です。

現在のやしろは江戸時代中期に建立されたものです。また、境内に神木「シナノキ」(県天然記念物、樹齢推定800年)が生い繁っています。

※軽井沢町観光経済課発行 軽井沢案内2008より引用



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